リフォーム diy初心者でも安心 !工具と材料の選び方完全ガイド

06リフォーム diy

「DIYでリフォームしてみたいけれど、何から始めればいいのか分からない」「専門業者に頼むと高額になりそうで不安」そんな思いを抱えていませんか?

 

近年、住まいを自分でカスタマイズする「リフォームDIY」が注目を集めており、実際に国土交通省の調査によると、DIYを取り入れた住宅改修に取り組んだ人の約3割が費用を半分以下に抑えられたというデータもあります。中には、築50年以上の古民家を自身の手で見事に再生させた例もあり、自由度と達成感の高さが魅力です。

 

しかしその一方で、下地処理不足による仕上がりのムラや、道具・材料の選び方を誤ったことで追加コストが発生するなど、準備段階の「つまずき」で失敗するケースも少なくありません。初期の段階での知識不足が、数万円単位の損失につながることもあります。

 

この記事では、リフォームDIYを成功させるために必要な道具や材料の選び方、準備で失敗しないためのポイントを、専門的かつ初心者にも分かりやすく解説します。最後まで読むと、費用と手間を最小限に抑えながら理想の空間を自分の手で作り上げるコツを手に入れることができるでしょう。

リフォーム・注文住宅・リノベーションなら有限会社エターナルホーム

有限会社エターナルホームは、皆様の快適な住まいを実現するために、リフォームや注文住宅、リノベーションを専門としています。経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に沿った最適なプランをご提案し、細部にまでこだわった高品質な施工をご提供いたします。また、アフターサービスにも力を入れており、長く安心してお住まいいただけるようサポートいたします。皆様の夢の住まい作りをお手伝いさせていただきます。

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リフォームDIYとは?自分でできる工事範囲とその魅力・注意点

リフォームとDIYの定義の違いとは

 

リフォームとDIYは、どちらも「住まいを改善する行為」として混同されがちですが、実はその定義や目的は大きく異なります。まず、リフォームとは「老朽化した建物や部位を修復・改善する行為」と定義され、一般的にプロの業者が請け負うケースが多く、設備の交換や間取りの変更といった大規模な施工も含まれます。一方、DIY(Do It Yourself)は「自分でやる」という意味の通り、業者に依頼せずに自力で住まいの一部を改善・修繕する取り組みです。

 

つまり、リフォームはプロによる本格施工、DIYはあくまで自分自身で実行できる範囲の作業を指します。たとえば、古くなったフローリングを全面的に張り替えるのはリフォームですが、既存の床に「置くだけフローリング」を敷いて雰囲気を変えるのはDIYです。

 

この違いを明確に理解しないと、法的なトラブルや施工ミスにつながる恐れがあります。特に戸建てや中古住宅でのセルフリノベーションを計画している場合、「自分でリフォームできること」と「業者に依頼すべきこと」をきちんと線引きすることが重要です。

 

また、DIYは自由度の高さが魅力で、好みに合わせた壁紙やカラーリング、棚の設置など、こだわりを反映しやすいのも特徴です。逆にリフォームは、技術的・法的な制限をクリアした上での施工になるため、確実で長期的な耐久性や安全性を重視する場合に向いています。

 

初心者がDIYを始める際にありがちな疑問としては次のようなものがあります。

 

  • 自分でも壁や床を変えられるのか
  • 見栄えよく仕上げられるのか
  • 材料や道具はどこで揃えればよいのか
  • 作業時間はどのくらいかかるのか
  • 賃貸でもDIYは可能か

 

こうした疑問に対しては、DIYの種類や難易度、住宅の状態によって変わることを説明する必要があります。たとえば、賃貸住宅では「貼ってはがせる壁紙」や「置くだけフローリングシート」などの原状回復可能な素材を選べば問題ありません。道具も近年はホームセンターや通販サイトで初心者向けのキットが手軽に購入できます。

 

項目 DIY リフォーム
実施者 自分 専門業者
工事範囲 小規模(壁紙、棚設置など) 中〜大規模(間取り変更、配管工事など)
必要スキル 初心者でも可 専門知識と資格が必要
コスト 材料費+工具費 工賃+材料費
許可の有無 基本不要(ただし賃貸は注意) 内容により建築確認や届出が必要

 

このように、両者の違いを正しく理解することで、自分に合った住まいの改善方法を見極められます。特にこれから「自分でできるリフォーム」を検討している人にとっては、DIYの魅力と可能性を知ることが第一歩です。

 

法律上できるDIY、できないDIYのボーダーラインとは

 

DIYリフォームを計画する際、最も重要なのが「どこまで自分でやってよいのか」という点です。見た目を整えるだけの軽作業なら問題ありませんが、建物の構造や設備に関わる作業になると、法的な制限や資格の必要性が生じます。これを正しく理解しないと、施工後に違法建築とみなされるリスクもあります。

 

まず押さえておくべき法律として「建築基準法」「電気事業法」「消防法」「水道法」などがあります。これらは、建物の安全性や周辺住民への影響を防ぐために定められた法律で、違反すると罰則を伴います。

 

工事内容 DIY可能か 理由または条件
壁紙の張り替え 可能 建物の構造に影響がなく、簡単な作業
フローリングの重ね貼り 可能 接着剤不使用なら原状回復可能
照明の取り付け(差し込み型) 可能 コンセント式は電気工事不要
電気配線の変更 不可 電気工事士の資格が必要(電気事業法)
水道管の交換・増設 不可 水道技術管理者など有資格者が必要(水道法)
ガス配管の施工 不可 高い危険性があるため専門業者のみ
壁の取り壊しや開口 要確認 建物の構造体に影響を与える場合は建築士の確認が必要
火災報知器の移動 不可 消防法により設置位置が定められている

 

特に電気・水道・ガスなどの「ライフライン」に関わる工事は、専門知識だけでなく国家資格も求められます。安易にDIYで行ってしまうと、火災や漏水、爆発などの危険があるだけでなく、住宅の保険や保証が適用外となる可能性もあります。

 

また、建物の構造部分を変更する場合、たとえば間仕切り壁を取り外したり、ドアの位置を変えたりする施工も、建築士の確認と自治体への届出が必要になるケースがあります。これは、建物の耐震性や安全性が損なわれることを防ぐためです。

 

一方、天井や壁の塗装、床のフローリングシート貼りなど、表面的な装飾やカスタマイズは、法的に問題のないDIYの範囲内とされています。

 

DIYにおいて重要なのは「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の境界を明確にし、それを遵守することです。特に一軒家や古民家のリノベーションでは、「自分でやってみたい」という思いが強くなりがちですが、判断を誤ると後々大きな修繕費がかかることもあります。

 

賃貸物件の場合はさらに注意が必要で、原状回復義務に違反しない範囲でのDIYにとどめる必要があります。事前に管理会社や大家さんに確認し、許可を得たうえで作業を進めることが大切です。

リフォームDIYで人気の場所はここ!初心者でも挑戦しやすい部位別ガイド

壁のリフォームDIYとは?壁紙・パネル・漆喰・塗装の比較と選び方

 

壁のリフォームは、住まいの雰囲気を大きく変える効果があり、初心者でも取り組みやすい代表的なDIYジャンルです。特に、壁紙の貼り替えやパネルの取り付け、漆喰塗り、塗装といった方法があり、それぞれ特徴や作業の難易度、向いている空間が異なります。施工のしやすさや素材の特性、必要な道具、デザイン性、費用感まで理解することで、自分の住まいや目的に合った最適な方法を選べます。

 

方法 特徴 難易度 費用(6畳壁面) 作業時間(目安) 向いている部屋
壁紙 種類・デザインが豊富で貼って剥がせるタイプも 約8,000~15,000円 2~4時間 賃貸、リビング、寝室
パネル 木目調や石目調などの高級感ある素材が多い 約15,000~25,000円 3~5時間 玄関、洗面所、廊下
漆喰 自然素材で調湿・抗菌・消臭効果がある 約10,000~20,000円 5~7時間 和室、古民家、玄関
塗装 好きな色にできる自由度の高さが魅力 約5,000~12,000円 3~6時間 トイレ、子供部屋

 

壁紙は特に初心者に人気が高く、道具も少なくて済みます。貼って剥がせるタイプを選べば、賃貸住宅でも気軽に使えるのが大きなメリットです。最近では、防カビ・防汚・吸湿機能付きの機能性壁紙も登場しており、実用性を重視したリフォームも可能になっています。

 

パネルは、下地に直接貼り付けるだけで高級感ある仕上がりになるため、壁面のアクセント作りに適しています。中でも「貼るだけ壁パネル」は、カッターで簡単にカットできるものも多く、女性でも扱いやすいのが特徴です。素材によっては、耐水性や遮音性を備えており、洗面所や玄関にも使用されています。

 

漆喰は自然素材の代表格で、調湿や防カビ、抗菌などの性能を兼ね備えており、アレルギー対策としても効果が期待できます。ただし、塗り方には技術が必要なため、初心者はまず小さな壁面から始めるのがおすすめです。

 

塗装は、好きなカラーに自由に変更できるのが魅力です。最近では、下地処理なしで塗れる水性塗料や、臭いの少ない自然塗料も増え、作業環境が大きく改善されました。マスキングとローラーがあれば始められる点でも敷居は低いです。

 

  1. 壁の下地がしっかりしているか(ひび割れやカビがないか)
  2. 賃貸か持ち家か(原状回復が必要か)
  3. 作業する時間帯や場所(臭いや騒音の影響)
  4. 材料の選び方(機能性・耐久性・メンテナンス性)
  5. 貼る・塗るだけで済むか、下地処理が必要か

 

たとえば、湿気の多い洗面所やキッチン周辺には、防水性や防カビ性を備えた素材を選ぶことが望ましく、リビングや寝室ならデザイン性を重視した壁紙や塗料が適しています。

 

壁は面積が広いため、リフォームの効果が一目でわかる反面、施工の失敗も目立ちやすい箇所です。そのため、練習用の小さな板などで事前にテストする、マスキングを丁寧に行う、手順を写真付きで記録するなど、ミスを減らす工夫が成功のポイントとなります。

古い家・築古物件のDIYリフォーム!後悔しないためのポイント

築50年以上の家をDIYする際のリスクと可能性

 

築50年以上の住宅をDIYでリフォームする場合、古さゆえの魅力と同時に、見えないリスクにも注意する必要があります。古民家や築古住宅には趣のある木材や大きな梁など、現代住宅にはない個性が備わっていますが、それらを活かすには正確な診断と慎重な施工が不可欠です。老朽化が進んでいる場合、構造部分の劣化や電気・配管系の問題が潜んでおり、表面的な修繕だけでは不十分なケースも少なくありません。

 

まず確認すべきは基礎部分の状態です。特に木造住宅では、床下の湿気やシロアリ被害が構造材の腐食に直結します。束石や土台が崩れていたり、床が傾いている場合はDIYの範疇を超えた改修が必要となります。

 

次に重要なのが電気配線や給排水管の安全性です。戦後の建物や昭和中期の住宅には、アルミ線や古いブレーカーが残っているケースがあり、これらは漏電や火災のリスクを伴います。DIYで触れることができるのは、照明の交換や表面のスイッチプレート程度に留め、配線工事は必ず電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼しましょう。

 

また、築年数が経過した住宅では、壁材や断熱材にアスベストが使用されていた可能性があります。現在では使用が禁止されているアスベストですが、古い住宅のリフォーム時に発塵することで健康被害のリスクがあります。心配な場合は、専門機関による検査を実施し、対策を講じることが重要です。

 

チェック項目 内容 DIY可能性 専門対応の要否
基礎・土台の腐食 木材の劣化や傾き、シロアリの被害 必ずプロへ相談
電気配線の古さ アルミ線・旧式ブレーカー・漏電の危険性 なし 電気工事士に依頼
配管の詰まりや劣化 鉄管や鉛管の劣化による漏水・腐食 なし 水道工事業者に相談
壁材の安全性 アスベスト含有の可能性 要検査 専門調査会社に依頼
屋根材・外壁材の老朽 雨漏り・断熱性の低下 部分DIY可 屋根工事業者に相談

 

DIYの範囲として推奨されるのは、内装仕上げの変更や収納・家具の造作、塗装などです。床の張り替えや壁紙貼り、システムキッチンの扉交換などは、構造に影響を与えない範囲であれば比較的安全に進めることができます。

 

また、古い家のDIYリフォームにおいては、補助金制度の活用も視野に入れると良いでしょう。自治体によっては「空き家改修支援」や「住まいの断熱改修」など、リフォームに関する補助制度を用意しており、申請によって数十万円単位の補助が受けられることもあります。

 

最後に、火災保険や地震保険の加入状況を確認し、リフォーム前後の状態を写真で記録しておくと安心です。DIYによって修繕した箇所でトラブルが発生した際にも、記録が保険適用の判断材料となる場合があります。

 

築古住宅には、時間を重ねてきたからこその魅力がありますが、長年放置された劣化や法改正により、個人のDIYだけではカバーしきれない要素が多いのも事実です。手を加える前に、必ず全体像を把握し、必要な部分には専門家の力を借りながら、住まいの価値を高めていきましょう。

まとめ

リフォームDIYは、費用を抑えながら住まいを自分好みに変えられる魅力的な手段です。しかしその一方で、道具や材料の選び方、作業の順序を間違えると、予定外の出費や仕上がりの失敗につながるリスクもあります。

 

国土交通省の住生活調査によると、DIYを取り入れた住宅改修を行った人の約30%が、業者に頼んだ場合に比べて半額以下のコストで済んだと回答しています。とくに、床材や壁紙の交換、間仕切り壁の設置などは初心者でも取り組みやすく、人気の高いリフォームDIYの対象です。

 

一方で、ホームセンターでの材料選びや電動工具の取り扱いには注意が必要です。たとえば、下地処理を怠ったことで壁紙が浮いてしまったり、サイズの合わないフローリング材を購入してしまい、やり直しを余儀なくされるケースも多く見られます。最初の計測や材料比較の段階でつまずかないよう、事前準備は丁寧に行うことが肝心です。

 

この記事では、初心者が押さえるべき道具の基本セットから、フローリング材や壁紙、塗料の選び方、さらに施工時の注意点までを網羅的に解説しました。特に、作業前の「計測・下地チェック・素材相性の確認」が成功の分かれ道であり、見逃せないステップです。

 

これからリフォームDIYを始める方は、費用の削減や満足度向上だけでなく、将来的な後悔を防ぐためにも、正しい知識と段取りをしっかり身につけてください。自分の手で快適な空間をつくる体験は、住まいへの愛着とともに、大きな達成感ももたらしてくれるはずです。

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よくある質問

Q.リフォームDIYで一番コストを抑えられる場所はどこですか
A.最もコストを抑えやすいのはフローリングや壁紙などの内装部分です。例えば、置くだけのフローリングシートは1畳あたり約1000円〜3000円で購入可能で、工事費がかからない分、業者依頼と比べて3分の1以下の費用で済むこともあります。また、壁紙の貼り替えも1平米あたり300円前後の素材を使えば、6畳の部屋を5000円前後でリフレッシュできます。高コスパの素材とDIYによる施工で、予算を抑えながらもおしゃれな空間が実現できます。

 

Q.DIYでフローリングを張る場合、どの床材を選べば失敗しませんか
A.初心者が失敗しにくいのは、クッションフロアや貼るだけのフローリングシートです。フローリング材の中でも、シートタイプは下地処理が不要で、サイズカットも簡単なため、作業時間は6畳で約2〜3時間と比較的短く済みます。床材の選択に迷ったら、ホームセンターで販売されている防水・防汚タイプの人気商品を選ぶと、メンテナンスもしやすく安心です。重ね張り可能なタイプであれば、既存の床材を撤去せずそのまま施工でき、解体費ゼロも大きなメリットです。

 

Q.築50年以上の古民家でDIYを行う場合、どんなリスクに注意が必要ですか
A.築年数が50年を超える古い家は、構造劣化やシロアリ被害、配線の老朽化などが想定されます。実際、国土交通省の調査でも築40年以上の木造住宅の45%に構造的な問題があるとのデータがあります。DIYでは床下や天井裏のチェックが難しいため、リフォーム前にインスペクション(建物調査)を依頼することを推奨します。費用は1回2万円〜5万円程度ですが、これにより隠れたリスクの把握ができ、後悔や損失を未然に防ぐことができます。

 

Q.ホームセンターで道具や材料を揃えるといくらくらいかかりますか
A.最低限の工具セット(電動ドライバー、メジャー、カッター、水平器、安全ゴーグルなど)は約1万5000円前後で揃います。加えて、壁紙やフローリング材などの材料費が6畳程度の部屋で8000円〜2万円、塗装の場合はペンキやローラーなどを含めて5000円〜1万円が目安です。全体としては2万円〜3万円台で基本的な内装リフォームが可能です。必要な道具や材料をリスト化し、予算に合わせた選択をすることで無駄な出費を防げます。

会社概要

会社名・・・有限会社エターナルホーム

所在地・・・〒215-0011 神奈川県川崎市麻生区百合丘2丁目17-26

電話番号・・・044-959-2970


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住所:神奈川県川崎市麻生区百合丘2-17-26

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